複数のグループがページに紐づいている場合に、ユーザが行えるそれぞれのページ操作の仕様を記載する。

子ページの作成

作成時に以下のいずれかをユーザーが選択できる。(選択肢はページ作成ボタン押下時に modal + radio btn で表示する)

  • 親の granted groups を全て引き継ぐ。
    • 子ページを作成するユーザが所属していないグループについても引き継ぐことができる。
  • ユーザが持つ権限の範囲で grant を定義する (以下のどれか)。
    • 自分のみ
    • リンクを知っている人のみ
    • 特定のグループのみ (ユーザが所属するグループのうち、親ページの公開範囲を超えない組み合わせ)

ページの内容の更新

自分が所属するグループがページに一つでも紐づいていれば実施可能。

ページの grant の更新

単体ページの grant 更新

ページに紐づく全てのグループに所属している場合

ユーザが持つ権限の範囲で grant の変更が可能 (以下のどれか)。

  • 自分のみ
  • リンクを知っている人のみ
  • 特定のグループのみ (ユーザが所属するグループのうち、親ページの公開範囲を超えない組み合わせ)

ページに紐づくグループの中に属していないものがある場合

自身が属していないグループのページ権限の変更はできないものとする。そのため、以下のように一部制限を加えた操作のみ可能。

  • grant の種類を「特定のグループのみ」から「公開」/「リンクを知っている人のみ」/「自分のみ」 に変更することはできない
  • 自身が所属するグループの範囲で、新たにグループを追加/取り除くことはできる
    • ただし、これまでの仕様通り親ページの公開範囲を越えないものに限る
    • 更新前に元々紐づいていた、自身が所属していないグループに関しては、更新後も紐づいている状態となる。
      • e.g) user A が UI 上で行った、page grant を [userGroupA1, userGroupA2] に更新するという操作を、[userGroupA1, userGroupB1] (userGroupB1 に userA は所属していない) のページに反映すると、[userGroupA1, userGroupA2, userGroupB1] となる
  • 自身の所属グループを全て外すことはできない
    • ユーザ自身がページ権限を失う操作は避ける

子孫ページを含めた grant の更新

/資料/外部仕様/子孫ページの権限をまとめて更新 参照

ページの削除

「ゴミ箱に入れる」操作

今までと同様、操作できるユーザの範囲を管理者が以下のいずれかに設定可能。

  • 誰でも可能
  • 管理者とページ作者が可能
  • 管理者のみ可能

「完全に削除する」操作

今までと同様、操作できるユーザの範囲を管理者が以下のいずれかに設定可能。

  • 誰でも可能
  • 管理者とページ作者が可能
  • 管理者のみ可能

ただし、「誰でも可能」の設定については、「管理者とページ作者以外はページに対する権限を持つ全てのグループに所属している必要がある」というオプションがあり、デフォルトでチェックされた状態になっている。これは、ページの権限が「特定のグループ」に指定されている時に有効になる。

理由: 「ゴミ箱に入れる」操作はページに紐づくグループのどれかに属していれば元の場所に復元できることが可能であるため、操作の敷居を低くして良い。「完全削除」についてはそれができないため、ユーザが掌握していない範囲(所属していないグループ)への影響を防ぐ設定を用意しておく。

ページの移動

自分が所属するグループがページに一つでも紐づいていれば実施可能。ただし、これまでの仕様通り移動先の親ページはページの公開範囲以上のものでなければならない。

ページの複製

以下のいずれかを選択できる。

  • 元のページの granted groups を全て引き継ぐ。
    • 複製を実行するユーザが所属していないグループについても引き継ぐことができる。
    • 配下の全てのページについても同様に元のページのものが引き継がれる。
  • ユーザが持つ権限の範囲で granted groups を引き継ぐ。
    • 複製を実行するユーザが所属していないグループは全て外される。
    • 配下の全てのページについても所属していないグループが外される。
    • 同時に、ユーザが閲覧権限を持たない配下のページは全て複製対象から外す。
    • これを選択することで、「中身をそのままに自分の持ち物としてフォークする」という動きを取れる。